ヘタレな貴方と強がりな私


ベッドを抜け出しリビングへ向かう
なんの音かと思えば、スマホだった

時計を見れば、夜中の1時を過ぎていた
こんな時間に電話をしてくる人なんて
私の知り合いにはいない

暗くなった画面をタップすると
不在着信5件と出ていた


その相手は…まさかの小鳥遊くんだ
電話をかけ直そうとした時
また着信画面になった

もちろん相手は小鳥遊くん


画面をタップし
耳に当てながら、寝室から離れた



『…もしもし?』


「…優奈さん」



どうしたのかと心配になって出した声に
小鳥遊くんの声は小さく、怯えていた
まさかそんな声だと思っていなく
どうしたの?と聞き返した

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