ヘタレな貴方と強がりな私


下を向き、目を伏せた奈津
怒っているわけじゃない
それだけは、わかって欲しい


奈津がモジモジしている様子を、
いつ発してくれるかを黙って待った
そして、小さな声で答えてくれた


「おとうさんに、あってみたい」


分かっていた言葉だか
やはり複雑な思いだ


『じゃぁ、そう伝えておくね』


でも、それは決してマイナスなことじゃなく
向き合わなきゃならないこと
それが意外と早くきてしまっただけだ


『もちろん、お母さんも一緒に行くし、奈津が嫌なことは何もないよ』


そう笑顔で言うと
安心したのか、うんと元気に返事をしてくれた
その後はいつも通りの奈津に戻り
いつもの時間に眠りについた

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