ヘタレな貴方と強がりな私



奈津と二人で話したことも伝えると
小鳥遊くんは、そっか、と納得している


「なっちゃんは、優奈さんのことちゃんと見ているんだね。優奈さんが困るようなことはしたくないんだよ。なっちゃんは優しい子だね」


さすが優奈さんの娘、と
小鳥遊くんは笑ってくれた


『それで、次の休みに会う予定』


そう言うと
小鳥遊くんは
壁に掛けたある
カレンダーへと視線を移した


「じゃあ、帰りに寄るよ」


『え?大丈夫だよ』


ただ奈津を会わせるだけ
それ以上のことはない
でも、小鳥遊くんは
それでも引かなかった


「優奈さんの大丈夫って、あんまり信用ないからね。自分の目で確かめるよ」

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