ヘタレな貴方と強がりな私


お互いの話が終わる頃には
もう日付が変わっていて
短い針が1を指そうとしていた


そろそろ寝ないと、と思い
毛布を1枚出してきた


『小鳥遊くん、奈津と一緒に寝て。私、ここで寝るから』


さすがにお客さんである
小鳥遊くんを床に寝かせるわけにはいかない
誰も呼ぶ予定なんてないアパートに
予備の布団なんてない


「え?もしかして、ここで寝るの?」


『うん。朝早いから、起こしちゃうかもしれないから。シーツは取り替えてるから大丈夫』


小鳥遊くんが寝ると思って
今朝、シーツと枕カバーは取り替えた
もちろん消臭スプレーもした

臭いわけじゃないけど
念には念を…

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