ヘタレな貴方と強がりな私


イライラしないに越したことはない
ただ
小鳥遊くんがいない時が心配だ


「それよりさ、今度3人でどこか遊びに行こうか?遠出してもいいし。日曜日は無理かもしれないけど、土曜日なら休み出せるから」


『でも、せっかくの休みなのに悪いよ』


奈津は喜ぶ
私も…小鳥遊くんに会えるのは嬉しい
でも無理はして欲しくない


「大丈夫。なっちゃんと遊びたいし…」



それに、と私の耳元で囁いた



“色んな優奈さんを見たい”



身体がカァーッと熱くなる
わざわざ耳元で耳元で囁くことじゃない
小鳥遊くんはわざと
私がこうなることをわかっていてやってる


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