ヘタレな貴方と強がりな私
「優奈さんは、一人で頑張りすぎなんだよ。だからさ、俺を利用して少しは楽してよ」
まただ、
また、利用してといいだした小鳥遊くん
が、小鳥遊くんは
ちがうな、と少し考えて
「少し、俺のこと頼って。頼ってくれた方が男は嬉しいもんだよ」
利用するを、頼るという言葉に置き換えた
それだけなのに、心が騒つく
頼ってと言った小鳥遊くんも
何処と無く、照れているように見える
初めて見る顔に
私の方まで恥ずかしくなる
「…やっぱり、変だ」
小鳥遊くんの言葉に
下へと向けようとした顔が
また小鳥遊くんへと向く
「わかんない、けど…放っておけない」
そう告げた小鳥遊くんの唇は
また私の唇へと重ねてきた