空色プレリュード
「あれから、何もないよ。‥あっ‥でも、夏祭りに誘われた。」
「えっ!よかったじゃない!行ってきなよ花音。近づくチャンス!」
結ちゃんが興奮したように近づいてきた。
「う‥うん。い‥行くつもりしてる‥。」
あれ?なんで、こんなに心臓がドキドキしてるんだろう。
千明くんのことを考えるとたまに苦しくなる‥
「ねぇ‥たまに千明くんのことを考えると胸が苦しくなるんだけど‥私、何かの病気なのかな?」
ふと気になって、結ちゃんに言ってみた。
すると‥
「フッ‥アハハハハ!!」
結ちゃんは声を出して笑い始めた。
「ちょっ‥そんなに笑わないでよ!私は病気かもしれないて思ってるのに!」
一人暮らしだから余計に不安だ。
「ごめんごめん。そんなに怒らないでよ花音。いや、分からないて言ってるわりにはすごく意識してるなと思って。‥それはもう好きだて言うことだよ。花音。」
「えっ!?わ‥私が千明くんのことが好き!?全然、自覚ないんだけど‥。」
私は慌てふためく。
「花音。思い切って告白してみたら?」
「でも‥。」
自分の中にはためらっている自分もいる。
「花音。いつまでも自分の気持ちに否定ばかりしてると後悔するよ。伝えたいて思ったときにしないと絶対に後悔する。」
「結ちゃん?」
私の頭に樹生くんの顔が浮かんだ。
「千明はあの時、思い切って花音に伝えたよ。今度は花音が千明に伝える番だよ。おそれていては前になんかは進めないよ。」
結ちゃんが熱く語る。
「わかった。自分の気持ち思い切って伝えて見る。」
「そうした方がいいよ。絶対。」
ここで私が気になったことを口に出してみることにした。
「結ちゃんは樹生くんとはどうなの?」
「えっ!!えっ‥あっ‥いや、なんにもないよ。私とあいつは。」
今度は結ちゃんが慌てる番だった。
「‥体育祭の後、二人で何か話してたんじゃない?あれ告白だったの?」
「何、この子!?花音てまさかのこんな性格だったの?花音て性格、悪かったりするの?」
「えー。そんなことないよー。‥で、どうなの?樹生くんとは?」
私は結ちゃんに迫った。
「あっ!私、眠たくなっちゃった!おやすみ!」
ガバッ!
そう言うと結ちゃんは布団にもぐってしまった。
そうなってしまうと私もつい意地になって結ちゃんの布団をはぎ取ろうとした。
「結ちゃん、ずるいよ!私にばかり答えさせて、自分の都合が悪くなったから逃げるなんてずるい!!」
「か‥花音!ま‥待った!!布団が破れるからストップ!!」
「結ちゃんが話してくれたら離すよ!」
「わかったから。ちゃんと話すから!」
私は言われた通りに布団を離した。
中からは先ほどもぐっていた結ちゃんがあらわれた。
でも、その表情はとても悲しそうだった。
「ゆ‥結ちゃん、どうしたの?私が布団を引っ張ったから怒ってるの?」
私は少し焦った。
「えっ!よかったじゃない!行ってきなよ花音。近づくチャンス!」
結ちゃんが興奮したように近づいてきた。
「う‥うん。い‥行くつもりしてる‥。」
あれ?なんで、こんなに心臓がドキドキしてるんだろう。
千明くんのことを考えるとたまに苦しくなる‥
「ねぇ‥たまに千明くんのことを考えると胸が苦しくなるんだけど‥私、何かの病気なのかな?」
ふと気になって、結ちゃんに言ってみた。
すると‥
「フッ‥アハハハハ!!」
結ちゃんは声を出して笑い始めた。
「ちょっ‥そんなに笑わないでよ!私は病気かもしれないて思ってるのに!」
一人暮らしだから余計に不安だ。
「ごめんごめん。そんなに怒らないでよ花音。いや、分からないて言ってるわりにはすごく意識してるなと思って。‥それはもう好きだて言うことだよ。花音。」
「えっ!?わ‥私が千明くんのことが好き!?全然、自覚ないんだけど‥。」
私は慌てふためく。
「花音。思い切って告白してみたら?」
「でも‥。」
自分の中にはためらっている自分もいる。
「花音。いつまでも自分の気持ちに否定ばかりしてると後悔するよ。伝えたいて思ったときにしないと絶対に後悔する。」
「結ちゃん?」
私の頭に樹生くんの顔が浮かんだ。
「千明はあの時、思い切って花音に伝えたよ。今度は花音が千明に伝える番だよ。おそれていては前になんかは進めないよ。」
結ちゃんが熱く語る。
「わかった。自分の気持ち思い切って伝えて見る。」
「そうした方がいいよ。絶対。」
ここで私が気になったことを口に出してみることにした。
「結ちゃんは樹生くんとはどうなの?」
「えっ!!えっ‥あっ‥いや、なんにもないよ。私とあいつは。」
今度は結ちゃんが慌てる番だった。
「‥体育祭の後、二人で何か話してたんじゃない?あれ告白だったの?」
「何、この子!?花音てまさかのこんな性格だったの?花音て性格、悪かったりするの?」
「えー。そんなことないよー。‥で、どうなの?樹生くんとは?」
私は結ちゃんに迫った。
「あっ!私、眠たくなっちゃった!おやすみ!」
ガバッ!
そう言うと結ちゃんは布団にもぐってしまった。
そうなってしまうと私もつい意地になって結ちゃんの布団をはぎ取ろうとした。
「結ちゃん、ずるいよ!私にばかり答えさせて、自分の都合が悪くなったから逃げるなんてずるい!!」
「か‥花音!ま‥待った!!布団が破れるからストップ!!」
「結ちゃんが話してくれたら離すよ!」
「わかったから。ちゃんと話すから!」
私は言われた通りに布団を離した。
中からは先ほどもぐっていた結ちゃんがあらわれた。
でも、その表情はとても悲しそうだった。
「ゆ‥結ちゃん、どうしたの?私が布団を引っ張ったから怒ってるの?」
私は少し焦った。