危険地帯
最強な神雷と、最凶な黒龍。
ずっといがみ合い、対立していた二つの暴走族。
平行線だった考え方が、初めて重なった時。
一体、どんな化学変化を起こしてくれるのでしょうね。
……ゾクゾクしてきちゃったわ♪
ワタシも、はりきっちゃおうかしら。
「ははっ、それでも、まだたったの7人じゃねぇか!」
開き直った忍者は、ワタシに壊されたナイフを捨てて、倉庫にある鉄パイプを手にとった。
忍者の言う通りだわ。
神雷が助っ人に現れたとしても、50人 対 7人。
圧倒的な人数の差は、埋められない。
けど、それは、全員が同じ強さだった場合だけどね♪
忍者の誤算は、ただひとつ。
ここにいる忍者の敵である、ワタシを含めた7人は、忍者の想像以上に力も心も強いということ。
だって、7人全員が同じ意思で闘っているんだもの。