危険地帯
ポカーンとしている忍者。
忍者は急展開に進んでいった状況についていけてないのかな、と思っていたが。
そうではなかった。
「なんで俺が、刑務所なんかに行かなきゃいけねぇの?」
大きく首を傾げた忍者に、
「麻薬とか売ってたんだから、当たり前だろうが」
と、深月は呆れ顔で言った。
忍者は理解するどころか、さらに首を傾げる。
「麻薬なんて売ってねぇよ?」
「………え?」
「だから、そんなもん売ってねぇって」
今度は、忍者の言葉で皆が固まってしまった。
ど、どういうこと?
だって、クスリを売っていたんだよ、ね?