願いが叶ったその時…




百「光琉、その女にさわったら
  汚れてしまうわ」


女「なっ」




光琉さんの手をとった百合さんが
そう言うと女の前にいき
今度は外にむかって女と一緒に歩き出した



百「少し話してきます。
  絶対ついてきちゃだめですよ?
  一応貴方にも言っておきますね千景さん」




百合さんが出て行ってから
その場は静まり返り
誰も言葉を発しなかった。


百合さんが戻ってきたのは
それから10分後…
頬は叩かれたのか赤くはれていた。



光「百合さん!!」


百「光琉、大丈夫だよ
  あいつはもう来ないから」


光「そんなの、どうでもいいです
  貴方にもしもの事があったらと、」



今日は珍しい光琉さんしかみないな
弱々しくなるのも、焦るのも
殺気を丸出しにするのも
若でさえもたぶん、見たことがない

この人はいったい…



千「ちょっと光琉、話あるんだけど」


光「今ですか?」


千「そう今」


百「…光琉、話してきて?
  大事なことかもしれないし
  私は、柾木さん達と回ってるから」


光「…わかりました」



光琉さんだけを店に残し
俺達はショッピングモールの中を
歩き回っていた。





 
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