願いが叶ったその時…
筒「そうえいば、今日は何を買いに来たんですか百合さん」
百「えっと…ネックレスを、買いに」
筒「ネックレスですか」
百「はい////」
顔を赤くして言うもんだから
つい可愛いと思ってしまった。
でも、確かにそうだな
百合さんの贈ったものなら身につけそうだ
百「…そろそろいいですかね」
「え?」
百「光琉の話も終わったでしょうから
あの店に戻りましょうか(ニコ」
百合さんは自分の鞄から財布を取り出し
何度も断っても出すと言って
結局、百合さんが払ってくれた。
俺達とは異なって百合さんは
なんだか嬉しそうにしている。
先ほどまでいた店に戻ってくると
光琉さんは何やら荒れていた。
百合さんは気になりながらも
足音をたてずに近づいていく。
このとき、止めておけばよかったのかもしれない
千「てめぇは夏風の傷が治ってるとでも
いいてえぇのかの!」
光「それはっ」
千「あの女が夏風の目の前にいるかぎり
夏風は一生木見谷に縛られるんだぞ!」
それを聞いた瞬間、
百合さんの歩いていた足は止まり
困惑の表情になっていた。
とっさに俺達は百合さんの手を掴み
その場から離れた。
「百合さん、あの、」
百「どういうことなんですか」
「えっ、と」
百「夏風が木見谷に縛られるって、
どういうことなんですか?」
話してしまったら百合さんはたぶん
若の傍からいなくなる。
だけど、このままでも百合さんは
いなくなってしまうかもしれない…