願いが叶ったその時…
「ごめんなさい、ごめんなさいっ
私は、貴方に会わせる顔がなかった
1人でやっと貴方に追いつけたと
思い上がって、結局私はっ…」
隼「あぁ…ほんと、お前は…
俺に似て馬鹿になったな」
それでも、また貴方に会いたいと
願っていたんだ
今度はもう、失敗しないように…
夏「おい」
夏風がそういって私の腕を掴み
自分の方に抱き寄せた。
隼「あぁ、これはすまなかったな夏風」
そういえば、なんでこんなに
親しそうにしてるんだろうか
初めてって感じではないよね?
凪「隼は私達の同盟している組の若頭でね
やんちゃしてるときに
百合と会ったらしくて(ニコ」
「え、じゃあ」
凪「組長就任まではまだ時間があるから
隼には貴方の側近になってもらうわ」
「そんな!」
隼「夏風も百合のためだと了解してくれた
百合、これからは守ってやれる」
これはきっと、夏風のおかげなんだろうな
夏風に会ってから私は嬉しいこと
幸せなことばかりだ…
大切なものを見つけてばかりだよ…
「夏風…ありがとう(ニコ」
夏「…チッ」
夏風は舌打ちをしたものの
そっぽを向いた顔は真っ赤だった。
私がそれを見て笑っていると
どうやら拗ねてしまったらしい
凪「まったくぅ~誰に似たんだか」
翠「目元はお前だろ」
凪「殆どは翠にだけどね
百合ちゃん、ようこそ…草薙家へ
私達は貴方を歓迎するわ(ニコ」
「っ…はい(ニコ」
ねぇお父さん…お父さんはちゃんと
私に残していってくれたんだね
大切な家族も、大切な人も…
私は貴方のおかげで…幸せです
凪「それじゃあ、新しい娘もできたことだし
さっそくお買い物いきましょ!」
翠「凪穂、それは後にしろ
今日はもう帰る」
凪「ケチ」
翠「莉月達が待ってんだろ」
凪「…ハァ、百合、残念だけど買い物は
また今度いきましょうね」
「は、はぁ」
凪穂さんはため息をつきながら
部屋から出ていった。
秋さん達もお辞儀をしたり手を降ったりと
二人の後に続いていってしまった。