mariage~酒と肴、それから恋~《5》
燻製チーズをツマミに、梅酒飲めって?
そしたら成海さんの気持ちがわかる?
意味不明。
でも成海さんは冗談を言ってるようには見えない。
「困惑しないで。気楽でいいからさ」
ニッコリと強引に私の両肩を押してベンチに座らせた。
手作りのちょっと不格好だけど暖かみのある木製のテーブルとベンチ。
ぐらつきそうな不安定さはあるけど、意外としっかりした造りだ。
ベンチは二人掛けで、横に成海さんが座った。
「座り心地は大丈夫?」
「…悪くないです」
狭いけど。
腕が触れるか触れないかの距離に意識してしまう。
成海さんは燻製チーズにフォークをさして、私の口元に持ってきた。
「はい、あ~ん♪」
じーっと見つめてくる。
食べにくいわ。と思いつつ口を開いた。
燻製の香りがフワッと広がり、噛むと弾力、しっかりとしたチーズの濃厚な味わい。
「…うわ、美味しい。ちゃんと燻製チーズの味がする。スゴいですね」
「良かった~~」
ほっと破顔した成海さんはいそいそと梅酒のお湯割りを作り始める。
私があげた1年ものの梅酒で。
そしたら成海さんの気持ちがわかる?
意味不明。
でも成海さんは冗談を言ってるようには見えない。
「困惑しないで。気楽でいいからさ」
ニッコリと強引に私の両肩を押してベンチに座らせた。
手作りのちょっと不格好だけど暖かみのある木製のテーブルとベンチ。
ぐらつきそうな不安定さはあるけど、意外としっかりした造りだ。
ベンチは二人掛けで、横に成海さんが座った。
「座り心地は大丈夫?」
「…悪くないです」
狭いけど。
腕が触れるか触れないかの距離に意識してしまう。
成海さんは燻製チーズにフォークをさして、私の口元に持ってきた。
「はい、あ~ん♪」
じーっと見つめてくる。
食べにくいわ。と思いつつ口を開いた。
燻製の香りがフワッと広がり、噛むと弾力、しっかりとしたチーズの濃厚な味わい。
「…うわ、美味しい。ちゃんと燻製チーズの味がする。スゴいですね」
「良かった~~」
ほっと破顔した成海さんはいそいそと梅酒のお湯割りを作り始める。
私があげた1年ものの梅酒で。