俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】
奥で作業をしている柊くんへチラリと視線を向ける。




「柊くんっ」




「…なに」




「ちょっとこっちきてもらっていい?」




そう言って呼び出すと、めんどくさそうにゆっくりとした足取りでやってきた。




「で、なに?」




ちょ、そんな嫌そうな顔しないでよっ
貧乏ゆすりまでしちゃって、どんだけ早く帰りたいのよ!




「実はこれ…」




私はそっぽを向いたまま、神崎さんから頼まれたラブレターをみせた。




「柊くんに渡してほしいって頼まれたんだけど…受け取ってもらえる?」
< 151 / 331 >

この作品をシェア

pagetop