俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】
柊くんのいきなり不機嫌になるスイッチが何なのかわけわかんないんですけどっ




私が目をぱちぱちとさせていると、眉間にしわを寄せた表情で言った。




「またあいつのこと下の名前で呼んだ。俺のことは苗字のくせに」




「………ぷっ」




私は思わず笑い声をあげてしまっていた。




だってだって、柊くんがそんなこと気にしてるなんて思ってもみなかったんだもんっ




それで不機嫌になっちゃうとか、可愛すぎでしょ!




「おい、何笑ってんだよ」




「ふふふっべっつに~?ただ、柊くん可愛いなぁって思って」




私は笑みを零しながら柊くんをみた。




だってそれってつまり嫉妬してるってことでしょ?
柊くんは気づいてないかもしれないけど。




こんなあからさまな嫉妬、誰だって嬉しいよ~!
< 326 / 331 >

この作品をシェア

pagetop