俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】
「そう、ですか…」




…なんだそれ。
わけわかんねぇ。




俺自身の問題なのに、どうしてあいつに責任があるんだよ。

そんなの気づけなくて当たり前だろ。




「水沢さんっていい子ね」




北川先生は最後にそう呟くと、書類を取りにカーテンの外へと戻った。




…とりあえず、起きるか。




頭のぼんやり感も消えたため、なるべく足を揺らさないように体を起こした。




これから、どうするか。




窓の外を眺めるとすでに外は真っ暗だった。




…いい子、か。
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