水玉模様
どーせ工藤瞬と生輝くんも、暇つぶししてから帰るんだろうけど。



「てかどうせなら、女の子だけの班が良かったなぁ。」

珍しく、あやねがぼやいていた。

修学旅行の、班割りの話。

あたし達の文系クラスは、男子の人数に対して女子の人数が倍くらいいるから、女の子だけの班もあれば男女混合の班もある。

「なんで?あやねは誰とでも仲良くできるからいいじゃん。」

「あやねはいいよ。でも生輝に悪いじゃん?妬かれたくないし。」

「それくらい大丈夫じゃない?」

「んー…、でも意外とヤキモチ妬きなんだよね~。」

「ふーん。でも、仕方ないよ。サキちゃんのためだもん。生輝くんも、解ってくれるでしょ。」

「…そーだよね!」

あたし達は、同じ班になったサキちゃんの希望で、男女混合の班なのだ。

サキちゃんが、石黒くんのことが好きだから…2人の仲を取り持つために。

で、困ったことに石黒くんの班には、篠田くんがいる。


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