水玉模様
その後で瞬に電話をしたけど、繋がらなかった。

お風呂か、ゴハンかな…。

「…。」

なにやってんだろ、あたし…。

きっと今日の占いは、最下位だったに違いない。

瞬から折り返しの着信がないまま、あたしは寝る前に“おやすみ”とだけメールをした…。


そして次の日、あたしは瞬に不信感を覚えることになる――…。


「瞬ッ、おはよっ!」

校門のあたりで瞬を見つけたーーー。

「…あ、うん。おはよ。」

あれ…?

「なんか元気なくない?てか昨日あたし電話したのにー。」

「うん、ごめん…頭痛くて寝てたんだ。」

「そうだったんだ。もう大丈夫なの?」

「んー……多分。」


まだ体調良くないのかな…でもちょっとそっけなくない?

「そっか、あんまり無理しないでよ?」

「うん、ありがと。じゃぁ…。」

昇降口まで来たところで、あたしと瞬は別れた。

「…。」


―――思い出した。

思い出した途端に、疑問は疑惑へと変わっていった…。


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