そんな僕でも愛してほしい。〜拾われた彼らとの運命〜

とりあえずこの凶暴そうな三人(というか二人に面倒見のいい一人)を、床で布団を敷いて寝かすような、冷たいことは私には出来なかった。


「えっと…… じゃあいいよ!私のベッド使っていいから、そこで三人は寝て!私は非常用の布団を敷いて寝るから。」

ベッド一個おいて布団一枚敷いたら、ほぼ埋まってしまうワンルームの家にうんざりした。

三人を布団の上から追い出して、ベッドの上に追いやった。

いざ三人を寝かしてみると、シングルベッドに成人男性が入るのは二人が限界で、端っこの二人が押し出される感じで、三分もたたないうちに慧が落っこちてしまった。

『イッテッ!!』

慧が悲鳴をあげても、二人はなにも言わずに、むしろ満足そうに心地よさそうに眠りにつこうとしていた。


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