そんな僕でも愛してほしい。〜拾われた彼らとの運命〜
この光景に私は呆れ、しょうがなく慧を布団に寝かすことにした。
「じゃあいいよ、慧。ここで寝な。」
布団をポンポンと叩くと、慧は遠慮したようにして、拒否してきた。
『いいよ、地べたに寝るから。
今日初めて会った人に、こんなことしてもらう義理ないし。』
うん、まあ確かにそんな義理ないけどさ。
「まあ、そうだけど。明日は私ベッドで寝るから大丈夫。君たちは来客人なんだよ。遠慮しないで?」
この言葉をかけてもなお、慧は申し訳なさそうにしていたけど、すぐに横になって眠りにつこうとしていた。
色んなことがあり、私の頭は興奮状態で目を閉じても眠ることができなくて、窓を開けてベランダに出た。
満天の星空に見守られながら、私は悲しみの涙を流した。