そんな僕でも愛してほしい。〜拾われた彼らとの運命〜
夜空の星に見守られながら抱きしめ、抱きしめられている私たちは、少しは絆が深まったのかな?
「もう寝なきゃ、明日仕事だし。」
明日早いことを思い出し、私は慌てて慧の腕の中から抜け出そうとした。けれど慧は、
『俺ん家の父さん、年収1300万だから。話したら、なんとかしてくれるって。』
えええええ!?
「え!?まさか!父親が年収1300億って慧のお父さんだったの?」
『まあ…… 俺の父さんだけど… てか単位間違ってるし… 億じゃなくて万だから。そんなこと知ってたんだ… 』
驚いたように聞くと、驚いたように答えてきた。
「本当は精神的なこととかもあるから言いたくはないんだけど、今ここにいる三人は公園に捨てられてたの。それでそれを見つけて拾ってきたのが私。そのときに、ビラがあったの。」