二度目の初恋
お風呂の準備が整ったところでリビングのソファで

あぐらをかいてスマホをいじっている

理人に声をかけると返事もせずにバスルームへと向かった。

理人の姿が見えなくなると私の緊張もほんの少しだが和らぐが気は抜けない。

こんなに仕事のやりにくい人は初めてだ。

柴田さんは私と理人を会わせないようにと思ってるけど

安心してください、二度と会いたくないです・・・

って言ってやりたいわ。

アイドルやる前にもっと学ぶべき事あるよね!

人としての最低限のマナーというかさ・・・

とにかく、夕飯の準備を済ませたらさっさと帰ろう。

だって、今日は時任さんとのデートなんだから。

私は冷蔵庫から食材を取り出すといつもよりスピードを上げて

夕飯作りにとりかかった。

柴田さんから栄養のつく料理を言われているので

野菜、肉、魚をバランスよくとれるメニューを心がけている。

一応準備は出来たけど・・・そういえばまだ理人が風呂からでた様子はない。

でもお風呂の時間なんて人それぞれだし私が気にする事でもないか~

それより仕事も終わったし、今から準備すればデートにも余裕で間に合・・・あー!

ヤバい!

家に戻って着替える時間がないからとこれから着る服を

ここで着替えようと持ってきてたんだ。

しかも今日はいないはずの理人が家にいる。

どうしよう~

さすがに今着てるジーンズにチェックのシャツじゃ~恥ずかしい。

でもここで着替えるのは・・・

あ~~~!どうしよう。頭を抱えずにはいられなかった。
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