二度目の初恋
「アンタ、何やってんの?」

「え?」

頭を抱えたまま振り返ると上半身裸にスウェットのパンツ

、乾ききれてない頭にバスタオルをかぶった

理人が呆れた顔で私を見ていた。

ちょ!なんなんだ!このサービズショット的な姿は!

ファンなら悶絶しちゃうんじゃないの?

いや、ファンじゃなくても刺激が強い!


じゃなくて~~~~!

「お食事の用意が出来ています。後でお召し上がりになるのでしたらい-」

「今から食うよ」

私は男の色気ムンムンの理人を直視出来なくて視線を合わせないように

ダイニングテーブルからさっと離れる。

理人は頭にかぶったバスタオルで頭をワシャワシャと

乱暴に乾かすとそのバスタオルを私に向けて投げた。

バスタオルをうまくキャッチすると理人は口角を上げ

「ナ~~イス」といって椅子に座った。

すると意外にも手を合わせていただきますと言うと食事を始めた。

普段、食べ終えた食器は翌朝洗うことにしている。

なので私の仕事は夕食の用意までしたら終わりだ。

そしてこの後着替えをして時任さんとデート・・・となるのだが

どうしよう・・・

ここで着替えさせてください・・・って言いにくいな~

何度も口を開いては閉じてを繰り返していた。
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