二度目の初恋
誰もいなくなった途端、全身の力が抜ける。

とりあえずリビングに行こうとバッグを持って移動し、そのままソファに座った。

普段はソファになんて座らないが

仕事前からいろいろと言われ勝手に決められ・・・半日働いたぐらいの疲れがドッと出た。

まさかこんなことになるとは・・・

でも、私がSEEDの・・・理人のファンじゃないから出来るんだろうな。

私は「ヨイショ」とかけ声を掛けながら立ち上がると仕事に取りかかった。



部屋の掃除、洗濯したものは乾燥機にかけ、クリーニングが必要な物は袋にまとめ

買い物に行きがてらクリーニング屋に寄って洗濯物を預ける。

残るは夕飯のしたくのみなのだが

理人が帰ってくるまで帰れない。

夕飯作りったって何時間もかかるわけじゃないし

でも家事も一通りやってしまったし・・・

買い物・・・しながら時間をつぶすしかないかな。

あっ!そう言えば読みたかった本もあったし、気になってたバッグもあるんだったっけ

いつもの近所のスーパーに行くのをやめて

ちょっと時間はかかるが口外のショッピングモールへと向かった。




お目当ての本をゲットし鼻歌交じりで理人のマンションに戻ると

ないはずの靴がある。

まさか・・・

小走りでリビングに入ると

ソファでくつろぐ理人の姿があった。
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