Pathological love 番外編
申し訳なさに俯いていると、頭の上から溜息が落ちてきた。
「もう、いいよ…………。今日は遅いから、風呂入って早く寝ろ。…………じゃあ、おやすみ。」
「…………連理。」
私は返す言葉もなくて、部屋に戻って行く彼の背中を、見送る事しか出来なかった。
「はぁ~…………何やってんだろ。」
一気に疲れて、のろのろと部屋に戻り電気を点けると、テーブルの上に何かが置いてあった。
スープとおにぎり2個。
スープは湯気を立てている。
私が帰る時間に合わせて温めてくれたんだ。
「本当、私ってバカ……大バカ。」
私は着替えも忘れて、そのスープを一口啜った。
「……ん…………優しい味。」
おにぎりは私が好きなしゃけだった。
連理はいつも私を優先にしてくれる。
いつも傍で暖かさをくれる。
「よしっ!!明日、絶対サプライズ成功させてみせる!!」
連理とは少し気まずくなってしまったけれど、明日こそ挽回してみせる!
最初は下心満載だったけれど、そんな事は、もうどうでもいい後回しだ!
自分の出来る事、何でもやって恩返しする。
私は心の中で堅く決心をした。