純愛小説家
今日で最後。

今日が、最後…。


それを分かっていながら。
スーパーでカートを押して、食材を選んでいる俺は。
滑稽以外の何者でもないだろう。


それでも。
俺は部屋に戻ると、買い込んだ食材を並べて。

料理を始めた。

作ったところで、ふたりで食べることが出来るのか…。

仕事部屋。
デスクの上のそれのように。
ムダになるかもしれない…。

そう思うなら。

『仕事しろよ』

って感じなんだろうけど。
今日は、どうしても書く気にはなれなくて。

料理をすることで。
気を紛らしてたのかもしれない…。

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