純愛小説家
「いつきー!」


更に、もう一度…。

そして。


─トンッ……


次の瞬間。


「!?」


俺の脚に。


「!!」


角を曲がってきた、子供がぶつかった。

俺はとっさに。


「っ──」


身を屈めて、その子を支える。


「大丈夫…?」


果たして、言葉が通じるんだろうか…、思いつつ。
2歳くらいの男の子。
言葉をかける。


「?」


やはり、まだ意味が通じなかったのか。

きょとん、と、俺を見上げたその子を見た瞬間。


「───────っ」


俺は、涙が出そうになった。
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