プライベートレッスン 〜 同居人の甘い素顔

「日菜子さん?」


隣から祐希が私を見上げた。


「あんまりお腹減ってなかったの」


これは嘘だ。
本当はペコペコで食卓に着いた。

でもこのままニコニコしながら、みんなと一緒に食事はできなかった。

雪さんは、テーブルに置いた白い封筒をサッと自分の手元に引き寄せた。



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