プライベートレッスン 〜 同居人の甘い素顔
即席で作ったにしてはそこそこの出来だとは思う。
何度か試しに印刷をしてみてから、実際にラベルシートを出力してみた。
「……なかなかいいかも」
同じく百均で買った手の平の半分ほどのサイズの透明の袋を取り出す。
そこに印刷したラベルを貼りつけた。
二キロ余分に余ったピンクブルボンを用意したスプーンですくい、ラベルを貼った袋に入れてみる。
袋についていたリボンで上をきっちり結び、ピンクブルボンの小さなプレゼントの出来上がり。
コーヒーの深い色に薄いピンク色のラベルが映えて、かなり可愛い。
計算上では、これを百六十人分作ることができる。
明日、エンジェルレインの商品を買ってくれた先着百六十人のお客様にプレゼントしようと考えたのだ。
お店で無料で振る舞うコーヒーを飲んだお客様なら、きっと喜んでくれるに違いない。
まだ見ぬ明日を思って、なんだか嬉しくなる。
ここ二日間の疲れは忘れてしまいそうだった。
これでオッケーとなれば、急いで作らなくてはならない。
プリンターにラベルシートをすべてセットし、どんどん出力していった。