縁側で恋を始めましょう
「よろしくね」
そう言って暁の背中にまわしている腕に力を込めて、その想いに応える。
「でもデビューしたとき、真っ先に気が付くと思って待っていたのに、まさか何の反応もないとはなぁ。むしろ、人を売れない小説家だとかニートだとか思っていたなんて思わなかったなー」
残念そうにため息をつかれて慌てて顔を上げた。
「それについては本当にごめん!」
反省していると謝ると、ニヤリと笑われて、チュッと唇にキスをされた。
「じゃぁ、態度で示して」
色気全開で低く囁かれ、唇を撫でられる。
今度はちゃんと目を閉じて答えた。
END


