ふたりで
15分くらいして、こーちゃんが来た。
「幸さん、久しぶりだね。合宿だったんだって?」
「そう。昨夜帰ってきたの。そしたら、」
「幸、余計なことは、言わないで!」
私が少しきつく言う。
「おお、こわ! さっきまで、悩める少女だったのは、だあれかな?」
と、幸が、こーちゃんに向かって、ばらそうとする。
「さて、真愛の王子さまが、来たから、かえるね。こーちゃん、あとはよろしく。」
と、私たちに、満面の笑顔を残して、帰って行った。
「真愛、まずは、昨日連絡できなくて、ごめん!」
始めに、誤ってくれた。
「で、真愛は、何を悩んでたの?」
えー!直球ですか?
今の私みたいに、こういう、いじいじするの、好きじゃないんだよね。
素の私で行きますか!
「私ね、前から聞きたかったことがあるの。
上手く言えないけど、聞かずに、いろいろ考えて悪い方向に陥るは、私の性分ではないから、はっきりさせてね。」
「わかった。何でも聞いて。俺は真愛に隠し事はしないから。何でも正直に話すよ。」
「じゃあ聞くね。昨日会った人って、こーちゃんとどういう関係なの? それと、こーちゃんは、私のこと、どう考えているの?」