女の子として見てください!
駅を降りて十五分ほど歩いたところに、翔さんの家はあった。
二階建ての、キレイで立派なお家だった。
お庭も広い。お花とかは植えられていないからちょっと寂しい感じもあるけど。
「大きなお家ですね」
「そうか? まあ、母子家庭にしては広い家だなっていうのはよく言われる。うちは離婚前から母親が主に収入稼いでた家だから」
そう言いながら翔さんはバッグの中から取り出した鍵で玄関の戸を開けた。
「入って」と促されて、私は彼と一緒に彼のお家に上がらせてもらう。
靴を脱いで、リビングに通してもらう。
なんだか緊張しちゃう。
緊張をごまかすために、なにか話題を、と思って。
「お母さん、今海外にいらっしゃるんでしたっけ? なんのお仕事をされてるんですか?」
と聞いてみる。
すると翔さんは。
「デザイナーだよ。洋服の」
「海外のブランドですか?」
「日本でも出してるけどな。ミズウィアっていうブランド」
「ミズウィア!!?」
私は目ん玉が飛び出そうになるくらいに驚く。
正直、私はオシャレにあんまり興味がないし、洋服のブランドにも詳しくない。
でも、ミズウィアはそんな私でも知っている有名ブランドだ。
知ってるどころか。
「わ、私が人生で唯一自分で買ったブランド……ミズウィアです……。友だちにプレゼントしてもらうことも多いし、ミズウィアの洋服結構持ってます……」
「ああ、そういえば初めて会った時も着てたよな」
「ふぁい」
あ、動揺しすぎて変な声出ちゃった。
でも、まさかここが自分の好きなブランドのデザイナーのお家だなんて。
いやいや、そんなことよりも翔さんがその息子さんだったなんて!
ほんとに、知らないことが多すぎる……。
ていうか、有名ブランドのデザイナーさんだなんて、そんな美的センスが溢れていそうな方は、私みたいなゴリラ女のことは受け付けないんじゃ……って……
いやいや、私これからきっとハッキリフラれるんだから、お母さんに気に入られるかどうかは関係ないだろうがー!!なに考えてるんだ私のバカ!!
二階建ての、キレイで立派なお家だった。
お庭も広い。お花とかは植えられていないからちょっと寂しい感じもあるけど。
「大きなお家ですね」
「そうか? まあ、母子家庭にしては広い家だなっていうのはよく言われる。うちは離婚前から母親が主に収入稼いでた家だから」
そう言いながら翔さんはバッグの中から取り出した鍵で玄関の戸を開けた。
「入って」と促されて、私は彼と一緒に彼のお家に上がらせてもらう。
靴を脱いで、リビングに通してもらう。
なんだか緊張しちゃう。
緊張をごまかすために、なにか話題を、と思って。
「お母さん、今海外にいらっしゃるんでしたっけ? なんのお仕事をされてるんですか?」
と聞いてみる。
すると翔さんは。
「デザイナーだよ。洋服の」
「海外のブランドですか?」
「日本でも出してるけどな。ミズウィアっていうブランド」
「ミズウィア!!?」
私は目ん玉が飛び出そうになるくらいに驚く。
正直、私はオシャレにあんまり興味がないし、洋服のブランドにも詳しくない。
でも、ミズウィアはそんな私でも知っている有名ブランドだ。
知ってるどころか。
「わ、私が人生で唯一自分で買ったブランド……ミズウィアです……。友だちにプレゼントしてもらうことも多いし、ミズウィアの洋服結構持ってます……」
「ああ、そういえば初めて会った時も着てたよな」
「ふぁい」
あ、動揺しすぎて変な声出ちゃった。
でも、まさかここが自分の好きなブランドのデザイナーのお家だなんて。
いやいや、そんなことよりも翔さんがその息子さんだったなんて!
ほんとに、知らないことが多すぎる……。
ていうか、有名ブランドのデザイナーさんだなんて、そんな美的センスが溢れていそうな方は、私みたいなゴリラ女のことは受け付けないんじゃ……って……
いやいや、私これからきっとハッキリフラれるんだから、お母さんに気に入られるかどうかは関係ないだろうがー!!なに考えてるんだ私のバカ!!