女の子として見てください!
「えと、ありがとう。気持ちはうれしいよ。でも、ごめん」
「やっぱり、こんなガキじゃダメですか?」
「そ、そんなことないよ。光太郎君、勉強すごくがんばってるし、ていうか私より絶対頭いいし、努力家なところ、すごく尊敬してる。ガキだなんて思ってないよ。大人だなって思ってる。
でも……私、好きな人がいるから」
頭に浮かんでいたのは、もちろん翔さんの顔。
翔さんのことを好きになったきっかけは、私のことを『ありのままでいい』って言ってくれたからだった。
光太郎君も、ありのままの私を好きでいてくれている。
でも私……翔さんの全部が好きになりすぎてる。
冷たくされれば「なんで?」って不安になる。
食事に誘ってOKしてもらえれば、ありえないくらいうれしくなる。
……そんな感情を抱くのは、きっと翔さんだけ。
だから、ごめんね。
「……わかりました」
光太郎君は頷いてくれた。
「歳の離れたガキだから、っていう理由でフラれたら悔しいけど、ほかに好きな人がいるのなら仕方ないです。
それに、いきなりこんなこと言ってもOKの返事はまずもらえないだろうって思ってたんですよ。
だけど、どうしても今日伝えたかった。これで、受験勉強に専念できるから」
「そうか。これから塾が忙しくなるってさっき言ってたよね」
「はい。モヤモヤした気持ちを抱えたまま勉強に専念したくなかったんで。
俺、絶対に東大に行って、将来は弁護士になります。
そして松城さんのように、誰かを護って生きていける人間になります。
絶対いい男になって、松城さんが俺をフッたこと後悔させますよ」
光太郎君はそう言ってにっこりと笑ってくれた。
その笑顔に、私も救われる。
「勉強がんばってね。私、応援してるから」
その後、お互いにケーキをひとつずつ注文して、たわいもない会話をしながら時間を過ごした。
楽しい時間だった。
そして三十分後、私たちはいっしょにお店を出た。
「やっぱり、こんなガキじゃダメですか?」
「そ、そんなことないよ。光太郎君、勉強すごくがんばってるし、ていうか私より絶対頭いいし、努力家なところ、すごく尊敬してる。ガキだなんて思ってないよ。大人だなって思ってる。
でも……私、好きな人がいるから」
頭に浮かんでいたのは、もちろん翔さんの顔。
翔さんのことを好きになったきっかけは、私のことを『ありのままでいい』って言ってくれたからだった。
光太郎君も、ありのままの私を好きでいてくれている。
でも私……翔さんの全部が好きになりすぎてる。
冷たくされれば「なんで?」って不安になる。
食事に誘ってOKしてもらえれば、ありえないくらいうれしくなる。
……そんな感情を抱くのは、きっと翔さんだけ。
だから、ごめんね。
「……わかりました」
光太郎君は頷いてくれた。
「歳の離れたガキだから、っていう理由でフラれたら悔しいけど、ほかに好きな人がいるのなら仕方ないです。
それに、いきなりこんなこと言ってもOKの返事はまずもらえないだろうって思ってたんですよ。
だけど、どうしても今日伝えたかった。これで、受験勉強に専念できるから」
「そうか。これから塾が忙しくなるってさっき言ってたよね」
「はい。モヤモヤした気持ちを抱えたまま勉強に専念したくなかったんで。
俺、絶対に東大に行って、将来は弁護士になります。
そして松城さんのように、誰かを護って生きていける人間になります。
絶対いい男になって、松城さんが俺をフッたこと後悔させますよ」
光太郎君はそう言ってにっこりと笑ってくれた。
その笑顔に、私も救われる。
「勉強がんばってね。私、応援してるから」
その後、お互いにケーキをひとつずつ注文して、たわいもない会話をしながら時間を過ごした。
楽しい時間だった。
そして三十分後、私たちはいっしょにお店を出た。