女の子として見てください!
そうしてお店を出て、すぐのことだった。
「あれ、葉子じゃん」
目の前を横切っていく女の子に、光太郎君が声をかけた。
名前を呼ばれたその女の子は、立ち止まってこっちに振り返る。
光太郎君と同じ高校の制服を着た、明るい茶髪のポニーテールの女の子だった。
不良、とまでは言わないけど、見た目は典型的な優等生の光太郎君と並ぶと、メイクやアクセサリーやバッグなどからして割とギャルっぽい印象がある女の子だった。
「葉子、ひとり? こんなとこでなにしてんの?」
「べつになにも……。ただブラブラしてただけ。光太郎こそ、なにしてんの」
葉子ちゃん、と呼ばれているこの女の子にそう聞かれた光太郎君は、私に振り返り。
「松城さん。コイツ、俺の友だちの神保 葉子(じんぼう はこ)っていうんだ。中学の時からずっと仲いいんだ。今はクラスもいっしょ」
と、葉子ちゃんを紹介してくれた。
中学の時から仲いいんだぁ。
ていうことは、釘バット時代の光太郎君も知ってるわけだよね。
お互いになにもかも知り尽くした友だち、って感じかな。うらやましい関係性だなぁ。
「葉子ちゃん、初めまして。光太郎君の知り合いで、S署で勤務してます、松城 美桜っていいます。よろしくね」
私がそうあいさつすると、葉子ちゃんは。
「……じゃあ光太郎。またね」
と言って、私たちに背を向けて、その場を立ち去った。
「あれ、葉子じゃん」
目の前を横切っていく女の子に、光太郎君が声をかけた。
名前を呼ばれたその女の子は、立ち止まってこっちに振り返る。
光太郎君と同じ高校の制服を着た、明るい茶髪のポニーテールの女の子だった。
不良、とまでは言わないけど、見た目は典型的な優等生の光太郎君と並ぶと、メイクやアクセサリーやバッグなどからして割とギャルっぽい印象がある女の子だった。
「葉子、ひとり? こんなとこでなにしてんの?」
「べつになにも……。ただブラブラしてただけ。光太郎こそ、なにしてんの」
葉子ちゃん、と呼ばれているこの女の子にそう聞かれた光太郎君は、私に振り返り。
「松城さん。コイツ、俺の友だちの神保 葉子(じんぼう はこ)っていうんだ。中学の時からずっと仲いいんだ。今はクラスもいっしょ」
と、葉子ちゃんを紹介してくれた。
中学の時から仲いいんだぁ。
ていうことは、釘バット時代の光太郎君も知ってるわけだよね。
お互いになにもかも知り尽くした友だち、って感じかな。うらやましい関係性だなぁ。
「葉子ちゃん、初めまして。光太郎君の知り合いで、S署で勤務してます、松城 美桜っていいます。よろしくね」
私がそうあいさつすると、葉子ちゃんは。
「……じゃあ光太郎。またね」
と言って、私たちに背を向けて、その場を立ち去った。