女の子として見てください!
「飯尾君、私、三丁目行ってくる!」
イスの背もたれに掛けてあったジャケットを羽織りながら、私は飯尾君にそう伝える。
「え、美桜さん? 三丁目ってまさか?」
「確証はないんだけど、もしかしたら女子高生でひとり巻き込まれてるかも! なにかあったら連絡するから!」
「あっ、ちょ、美桜さん⁉︎」
携帯を持ってることだけ確認すると、私は外へ飛び出した。
独自捜査はもちろん禁止。勝手な判断ももちろん禁止。
だけど、もし本当に葉子ちゃんが事件に巻き込まれてたらって考えたら、いてもたってもいられなかった。
三丁目の大通りは、この時間はまだまだ人通りが多い。
仕事帰りのサラリーマン。遊んでる若者。親子連れの姿もないことはない。
だけど裏通りに入ると、人の気配は一気に少なくなる。
スナックやキャバクラがチラホラと建っている。
とはいえ、言うほど怪しいお店が並んでいるわけではない。
スナックもキャバクラも、決して健全とは言わないけど、飯尾君が言っていた売春を目論む店、という雰囲気には程遠く感じる。
巡回でも見つからなかったって言うし、やっぱり私ひとりじゃそんな店見つけられないのだろうか。
そもそも、そんな店は本当にあるのだろうか。
でも、葉子ちゃんが三丁目でアルバイトを探してるって光太郎君が言ってたし……。
もしかして、この辺りにある普通のキャバクラでアルバイトしてるのかな?もしそうだとしてもずっと連絡がつかない理由にはならないけど、調べてみる価値はあるよね……。
と思い、キャバクラの前をウロウロし始めると。
「おっ。お姉さん、こーいう店に興味あるの?」
と、うしろから男性の声が聞こえ、振り返った。
イスの背もたれに掛けてあったジャケットを羽織りながら、私は飯尾君にそう伝える。
「え、美桜さん? 三丁目ってまさか?」
「確証はないんだけど、もしかしたら女子高生でひとり巻き込まれてるかも! なにかあったら連絡するから!」
「あっ、ちょ、美桜さん⁉︎」
携帯を持ってることだけ確認すると、私は外へ飛び出した。
独自捜査はもちろん禁止。勝手な判断ももちろん禁止。
だけど、もし本当に葉子ちゃんが事件に巻き込まれてたらって考えたら、いてもたってもいられなかった。
三丁目の大通りは、この時間はまだまだ人通りが多い。
仕事帰りのサラリーマン。遊んでる若者。親子連れの姿もないことはない。
だけど裏通りに入ると、人の気配は一気に少なくなる。
スナックやキャバクラがチラホラと建っている。
とはいえ、言うほど怪しいお店が並んでいるわけではない。
スナックもキャバクラも、決して健全とは言わないけど、飯尾君が言っていた売春を目論む店、という雰囲気には程遠く感じる。
巡回でも見つからなかったって言うし、やっぱり私ひとりじゃそんな店見つけられないのだろうか。
そもそも、そんな店は本当にあるのだろうか。
でも、葉子ちゃんが三丁目でアルバイトを探してるって光太郎君が言ってたし……。
もしかして、この辺りにある普通のキャバクラでアルバイトしてるのかな?もしそうだとしてもずっと連絡がつかない理由にはならないけど、調べてみる価値はあるよね……。
と思い、キャバクラの前をウロウロし始めると。
「おっ。お姉さん、こーいう店に興味あるの?」
と、うしろから男性の声が聞こえ、振り返った。