独身一般職(37) vs 新人リア充(20)
「香坂ちゃん、元気になったね。
彼氏の事、吹っ切れたんだ?」

「吹っ切れたという言葉は適当ではないのかもしれないけど…

でもいつまでも悩んでばかりじゃいられないので、今はただ目の前のことを頑張るだけなんです!」


下風代理はあたしの前髪を撫でてくれた。


「あ、ごめんね。

香坂ちゃんって妹みたいでさ、つい可愛くて頭とか触っちゃうけど、こういうのもセクハラになるのかな」


…なるほど、妹か。

年が12歳も離れているから、子供扱いされていたってことか。


「あたしも、下風代理のことはお兄ちゃんみたいって思っています」


それでもこうして頭を撫でられることは、あたしにとっては嬉しくてたまらないんだよね。

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