独身一般職(37) vs 新人リア充(20)
うるさかった機械の音が止まって、今度は私達の作業に入る。

先程までとは打って変わって、しーんと静まり返る中、黙々と手だけを動かす。


「実は僕、振られたんです。

しかも昨日ですよ。電話で言われたんです。

昨日の今日だから余計なんですけど、そういうときって、無性に人肌が恋しくなったりしませんか?」


…確かにそう。


「わかるよ。
誰でもいいから甘えたいってとき、あるんだよね」


「あぁ、もうすいません、ほぼ初対面でこんなこと。
なんかもう僕ってキモいっすよね」


「いや、キモいよ」

「だけど、やっぱこういうときって、年上の女の人なんだよなぁ」

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