海音
「まじ?」
後ろから抱き締めていた健が急に離れた。
そして私を自分の方へ向かせると
「いつから?」
じっと私を見つめている。
「小6くらい…」
直視できずにうつむいてしまう。
そう、あの頃から一緒に過ごす時間が減っていって健の事を意識するようになったんだっけ
「まじかー」
健は突然しゃがみこむと顔を覆った。
「け、健は…?」
「小1…」
「え!?」
「なんかムカつく」
「なんでよ」
「俺の方が長い」
「は?そんなん関係ある?」
「無いけどムカつく」
「バカじゃないの」
なんでここへ来てムカつかれてるんだろ健って本当わかんない
「バカだよ」
しゃがみこんでいた健が立ち上がった。
「小1から実佐と両想いだって思ってた。だからちょっとムカついた」
「健…」
後ろから抱き締めていた健が急に離れた。
そして私を自分の方へ向かせると
「いつから?」
じっと私を見つめている。
「小6くらい…」
直視できずにうつむいてしまう。
そう、あの頃から一緒に過ごす時間が減っていって健の事を意識するようになったんだっけ
「まじかー」
健は突然しゃがみこむと顔を覆った。
「け、健は…?」
「小1…」
「え!?」
「なんかムカつく」
「なんでよ」
「俺の方が長い」
「は?そんなん関係ある?」
「無いけどムカつく」
「バカじゃないの」
なんでここへ来てムカつかれてるんだろ健って本当わかんない
「バカだよ」
しゃがみこんでいた健が立ち上がった。
「小1から実佐と両想いだって思ってた。だからちょっとムカついた」
「健…」