人事部の女神さまの憂いは続く
そんなつもりはない、と言いたいところだけど今日のあの場を考えると否定なんてできない。自分のバカさ加減が嫌になってきて頭を抱えていると
「さ、そろそろいいかな」
スマホを手にそう呟いている真人さん。
「まぁ反省してるようだし?健闘を祈るよ。でも、まぁ俺もお前見習って弱ってるとこ漬け込んじゃおうかな」
そんな不穏な言葉を残して、真人さんはお札を置いて店を出ていった。
真人さんに言われたことにダメージを受けながらも、とにかくニシユリの顔を見て落ち着きたくって、俺も慌てて店を出た。
だけど、家に帰ってもそこにニシユリの姿はなくって・・・