人事部の女神さまの憂いは続く

朝ごはんは藤木さんの読み通りにとっても美味しくって

「ほら、起きてよかっただろ?」

自慢げな藤木さんの笑顔に、昨日の夜の藤木さんを思い出して身体が熱くなる。

これまでの藤木さんと変わらずに、全身にキスをくれたり私の反応を見ながら溶かしてくれるのは変わりなかったけど、それでもやっぱり藤木さんはドSだったんだって思わせられた。

弱いところを集中的に攻められて「ダメって」言葉がおもわず漏れると、その言葉通りに動きを止める。そんなところで止められたことがたまらなくって藤木さんを見上げても

「だって、ダメなんだろ?」って笑顔で言うだけ。

それで、今度はまた別のイイところを攻めはじめる。そんな拷問のようなのの、繰り返しだった。

もう我慢できなくってお願いをしたら

「じゃあ好きなようにしていいよ」

って言うくせに、私が動いても「そうじゃない」って誘導をされる。

”俺仕様に教育しなおしてやるよ”

その言葉通り通り、あれは完全に藤木さんによる”教育”だった。



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