人事部の女神さまの憂いは続く

あははって笑いながら、大輔がじゃれついてきていて猫みたいだなって思う。だから猫をかわいがるみたいにノドをこしょばしてみると

「ニシユリはさ、俺と似てるんだよ」

言いながら幸せそうに笑ってる。よくわからないから、ちょっと手の力を強めてみると、あはって嬉しそうに笑う。

似てるのはドMなところ?と思っていると

「ニシユリは、ふじっきーのこと、すげー好きなんだろうな」

って言いつつも、なんか腹立つけどって嫌そうに言い足している。最近なぜかひどくなってきた過保護なお兄ちゃんっぷりに苦笑いをしていると

「だからさ、ふじっきーと一緒にいること以外に大事なことってないんじゃない?それで基本はふじっきーの希望をかなえてあげたいんだろ」

穏やかにほほ笑んでる大輔が、今ユリのことを考えてことに、ちょっぴり妬けてしまう。

「大輔、最近ユリのことかわいがりすぎじゃない?」

ちょっと拗ねてみると

「そりゃ、かわいい妹分だからね」

いたずらっぽい笑みを見せる。
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