人事部の女神さまの憂いは続く
*
そんなちょっと前のことを思い出していると
「披露宴じゃないから、藤木さんとのゲスト比率気にしなくていいですよね。私、あんまり呼ぶ人いないかも」
俺の腕にもたれかかって甘えるようにしてくる。その仕草がかわいくて、こっちから見えている頬にチュっと唇を落とすと
「もー藤木さんも考えてくださいよー」
不満気な声を出されてしまう。だけど、俺の思考は別のところにとんでいて。
「なぁ、崇って呼んでみて」
そう口に出すと、訝し気な顔で振り返られてしまった。だけど、言ってくれないので
「崇って、呼んで」
もう一回お願いすると
「どうしたんですか、急に」
冷静に返されてしまう。その反応がさみしくって、ギュッと腕の力を強めて
「なぁ、呼んでよ」
耳元でお願いしながら、かぷっと目の前にある耳を口に含むと、あっというかわいい声が聞こえてくる。
そんなちょっと前のことを思い出していると
「披露宴じゃないから、藤木さんとのゲスト比率気にしなくていいですよね。私、あんまり呼ぶ人いないかも」
俺の腕にもたれかかって甘えるようにしてくる。その仕草がかわいくて、こっちから見えている頬にチュっと唇を落とすと
「もー藤木さんも考えてくださいよー」
不満気な声を出されてしまう。だけど、俺の思考は別のところにとんでいて。
「なぁ、崇って呼んでみて」
そう口に出すと、訝し気な顔で振り返られてしまった。だけど、言ってくれないので
「崇って、呼んで」
もう一回お願いすると
「どうしたんですか、急に」
冷静に返されてしまう。その反応がさみしくって、ギュッと腕の力を強めて
「なぁ、呼んでよ」
耳元でお願いしながら、かぷっと目の前にある耳を口に含むと、あっというかわいい声が聞こえてくる。