好きになれとは言ってない
今、遥の携帯には社内の美男美女の携帯の番号がわんさか入っている。
だ、誰か個人的に知りたい番号があるとか? と思っていると、
「お前、俺に番号教えてないだろ」
と航は言った。
「え? ああ、昨日、教えませんでしたっけ?」
「お前、真尋にしか教えてないぞ」
と航はぶっきらぼうに言ってくる。
「あれ? 真尋さんから聞かなかったんですか?」
「……教えるのを忘れたようだ。
急ぎの用があったら困るから教えろ」
そんな背後から銃を突きつけてるような口調で言わなくても、と苦笑いしながら、
「あ、じゃあ、課長の携帯に今からかけますねー」
と携帯を取り出す。
「ちゃんと登録してくださいよ」
と笑いながら、すぐ目の前に居る航の携帯に向かって発信した。
だ、誰か個人的に知りたい番号があるとか? と思っていると、
「お前、俺に番号教えてないだろ」
と航は言った。
「え? ああ、昨日、教えませんでしたっけ?」
「お前、真尋にしか教えてないぞ」
と航はぶっきらぼうに言ってくる。
「あれ? 真尋さんから聞かなかったんですか?」
「……教えるのを忘れたようだ。
急ぎの用があったら困るから教えろ」
そんな背後から銃を突きつけてるような口調で言わなくても、と苦笑いしながら、
「あ、じゃあ、課長の携帯に今からかけますねー」
と携帯を取り出す。
「ちゃんと登録してくださいよ」
と笑いながら、すぐ目の前に居る航の携帯に向かって発信した。