好きになれとは言ってない
 やっぱり、いつもサボってたのか、と思われそうだったからだ。

「学生時代サボってたからってクビにするかっ」

 っていうか、手を離せっ、と言われる。

 ああ、また、つかんでしまっていた……。

 それにしても、そんなすげなく払わなくてもな、と思いながら、エレベーターを降りた遥は、とぼとぼと倉庫に向かった。




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