不安の滓
「はい、確かにお荷物はお届けさせていただきましたよ」
宅配員は電話越しに、自信ありげな口調でそう言い切った。
ひょっとして、不在だったので隣の家に荷物を預けたのではないかと思い、その事についても尋ねてみたのだが――確かに俺の家に届けたという。
「宮地様ですよね?」
再度、確認するように宅配員が聞いてくる。
俺の名字であるし、近隣にも同じ名字の家は存在していないはずである。
宅配会社の事務所に残されている配送伝票にも、ちゃんと『宮地』という受け取り印が押されている、ということだった。
――本当に、何かがおかしい。
宅配員は電話越しに、自信ありげな口調でそう言い切った。
ひょっとして、不在だったので隣の家に荷物を預けたのではないかと思い、その事についても尋ねてみたのだが――確かに俺の家に届けたという。
「宮地様ですよね?」
再度、確認するように宅配員が聞いてくる。
俺の名字であるし、近隣にも同じ名字の家は存在していないはずである。
宅配会社の事務所に残されている配送伝票にも、ちゃんと『宮地』という受け取り印が押されている、ということだった。
――本当に、何かがおかしい。