恋はたい焼き戦争


「…おはようございます…」





そんなことがあった日の翌日だからか、合宿の最終日だからかで明らかにみんなのテンションは低くなっていた。





「今日は一段と元気がないなぁ」

「溜まりに溜まった疲れと…」

「悪夢で上手く寝れなかったんだよな?」

「そ、それは…!」

「すげぇうなされてたもんな〜」





どうやら、まーくんも昨日の被害に…



そして、更に部長は申し訳なさそうに俯く。





「ちょっと怪談話大会がこんなに不評だとは思わなかったが…」





でも、すぐにバッと前を向く。





「数日間、本当によくやってくれた!
元々最終日はこうするつもりだったんだ」





そう言って配られたのは、パンフレット。





「こ、これって…!」

「確実にレベルアップできた合宿だった!
さぁ、残すは…?」

「遊びまくる!!!」

「そうだ!
海で泳いでもマリンスポーツではしゃいでも…迷惑をかけない限り何してもよし!」

「うおおおお部長おおお!!」





さっきまで意気消沈してたみんなが息を吹き返して元気になってる。


はぁ〜…すごいな部長…



きっと、みんなの部長への好感度は急上昇。





「鈴ちゃん!バナナボート!しに行こ!」

「うん!」





私たちは一目散に部屋へ着替えに戻った。
< 85 / 136 >

この作品をシェア

pagetop