ほしの、おうじさま
それを聞き、やはり『花形』と称される部署はそれ故に、やるべき事が目白押しなんだろうな、と思う。
「ま、最初の段階でこれでもかとばかりに脅されたからこそ、『このくらいだったら全然許容範囲じゃん』っていう風に感じられたのかもしれないけどね。そしてそう思わせることこそが上層部の狙いだったのかなーと」
「な、なるほど…」
「もちろん、だからといって仕事を甘く見てるって訳ではないからね。やはりマーケティング課の任務はお客様の声を直に受け取る、とても重要なものであり、常に緊張感を忘れずに、真摯に取り組まなくちゃいけない事に変わりはないから」
「そうですよね」
全面同意である事を示すため、私は力強く頷いた。
「おはようございます」
するとそこで派遣社員であるオペレーターの女性が数人、連れ立って室内に入って来た。
その方達にも早番遅番があり、それぞれ8時50分から17時20分、10時45分から19時15分の勤務である。
「おはよう」
「おはようございます」
渡辺さんと私の挨拶を受けながら彼女達はエリア内の傍らに設けられている休憩スペースの棚に手にしていたバッグを置いてから、それぞれに宛がわれている端末機の前へと移動し、腰かける。
それをきっかけに私達は再び動き出し、始業の準備を進めた。
「ま、最初の段階でこれでもかとばかりに脅されたからこそ、『このくらいだったら全然許容範囲じゃん』っていう風に感じられたのかもしれないけどね。そしてそう思わせることこそが上層部の狙いだったのかなーと」
「な、なるほど…」
「もちろん、だからといって仕事を甘く見てるって訳ではないからね。やはりマーケティング課の任務はお客様の声を直に受け取る、とても重要なものであり、常に緊張感を忘れずに、真摯に取り組まなくちゃいけない事に変わりはないから」
「そうですよね」
全面同意である事を示すため、私は力強く頷いた。
「おはようございます」
するとそこで派遣社員であるオペレーターの女性が数人、連れ立って室内に入って来た。
その方達にも早番遅番があり、それぞれ8時50分から17時20分、10時45分から19時15分の勤務である。
「おはよう」
「おはようございます」
渡辺さんと私の挨拶を受けながら彼女達はエリア内の傍らに設けられている休憩スペースの棚に手にしていたバッグを置いてから、それぞれに宛がわれている端末機の前へと移動し、腰かける。
それをきっかけに私達は再び動き出し、始業の準備を進めた。