ほしの、おうじさま
「午後が長いから、あんまり早く昼食を摂ると帰るまでにお腹が空き過ぎちゃうって事で。だから9時出社の人が10時台に休憩を取るのと理屈は同じなの」
「ああ、そっかそっか。なるほどね~」
私の回答を受け、カップにお湯を注ぎ入れつつ星野君は合点がいったように声を発する。
……何だか私達、とってもテンポ良くリズミカルにお話できてるよね。
まるで「気のおけない仲間同士の日常会話」っていう感じで、すこぶる朗らかに。
同期としての親睦が深まる筈の研修中でさえ全然話しかけられなかったから、やっぱり私にとっての星野君はある程度の距離を保ちつつ眺めるだけの存在なんだなと思っていた。
だからせめて仕事をきちんとこなして、彼に少しでも好印象を与えられるよう、これから努力して行こうと自分自身を奮い立たせていたのだけれど……。
まさかこんなに早い段階であっさりとフレンドリーに語り合える機会に恵まれるだなんて。
何だかんだ言って「同期」という肩書きは、後々まで影響し続け、効力を発揮するものなんだな、としみじみと思った。
そうじゃなかったら、どちらかが先輩で後輩だったりしたら、給湯室で会ったからといってこんな風に気軽に話しかけてもらえたりはしなかっただろう。
無難に「お疲れ様」と挨拶しあって、きっとそれで終わり。
「ああ、そっかそっか。なるほどね~」
私の回答を受け、カップにお湯を注ぎ入れつつ星野君は合点がいったように声を発する。
……何だか私達、とってもテンポ良くリズミカルにお話できてるよね。
まるで「気のおけない仲間同士の日常会話」っていう感じで、すこぶる朗らかに。
同期としての親睦が深まる筈の研修中でさえ全然話しかけられなかったから、やっぱり私にとっての星野君はある程度の距離を保ちつつ眺めるだけの存在なんだなと思っていた。
だからせめて仕事をきちんとこなして、彼に少しでも好印象を与えられるよう、これから努力して行こうと自分自身を奮い立たせていたのだけれど……。
まさかこんなに早い段階であっさりとフレンドリーに語り合える機会に恵まれるだなんて。
何だかんだ言って「同期」という肩書きは、後々まで影響し続け、効力を発揮するものなんだな、としみじみと思った。
そうじゃなかったら、どちらかが先輩で後輩だったりしたら、給湯室で会ったからといってこんな風に気軽に話しかけてもらえたりはしなかっただろう。
無難に「お疲れ様」と挨拶しあって、きっとそれで終わり。