ほしの、おうじさま
返される挨拶を耳にしながら等間隔に並べられている長机の間を縫って部屋の前方へと向かって歩き、何やら説明書きがしてあるホワイトボードに近付く。
そこには「席は五十音順で定められており、机上に、後に使う予定のロッカーのネームプレートが置いてあるので、各自探し当てて着席するように」と書いてあった。
その横にA4で印刷された座席表が貼られていたのだけど、それを確認してから席に向かうより、歩きながら探してしまった方が手っ取り早いと思い、目は通さなかった。
なのですぐさま踵を返し、机の上を確認しつつ、同時に部屋全体の様子を観察しながら進んで行く。
長机は本来は四人掛けみたいだけど、おそらくストレスを軽減する為と、荷物を置くスペースを確保する為に、二人で使用するようになっていた。
説明はされていないけどネームプレートの置き方を見れば一目瞭然だし、その理由も容易に察しがつく。
その机が、人一人余裕で通行できるくらい間を空けて横に3つ、縦に4列並べられていた。
単純に計算すると24人腰掛けられるけれど、ネームプレートは全部の席には置いていない。
きっとその余分な机は研修の間の荷物置き場や講師役の社員の席として活用するのだろう。
そんな事を考えながら捜索していたけれど、すぐに「星七織」のネームプレートを発見する事ができ、私はそこで立ち止まった。
前から二列目、一番左端の席だった。
そこには「席は五十音順で定められており、机上に、後に使う予定のロッカーのネームプレートが置いてあるので、各自探し当てて着席するように」と書いてあった。
その横にA4で印刷された座席表が貼られていたのだけど、それを確認してから席に向かうより、歩きながら探してしまった方が手っ取り早いと思い、目は通さなかった。
なのですぐさま踵を返し、机の上を確認しつつ、同時に部屋全体の様子を観察しながら進んで行く。
長机は本来は四人掛けみたいだけど、おそらくストレスを軽減する為と、荷物を置くスペースを確保する為に、二人で使用するようになっていた。
説明はされていないけどネームプレートの置き方を見れば一目瞭然だし、その理由も容易に察しがつく。
その机が、人一人余裕で通行できるくらい間を空けて横に3つ、縦に4列並べられていた。
単純に計算すると24人腰掛けられるけれど、ネームプレートは全部の席には置いていない。
きっとその余分な机は研修の間の荷物置き場や講師役の社員の席として活用するのだろう。
そんな事を考えながら捜索していたけれど、すぐに「星七織」のネームプレートを発見する事ができ、私はそこで立ち止まった。
前から二列目、一番左端の席だった。