ほしの、おうじさま
最初はまぁそこそこ無難に交流できるのだけれど、慣れてくるに従ってエスカレートして行く相手の「サバサバ」ぶりに胸の中にモヤモヤが蓄積されて行き、だんだんとギクシャクして来てしまい、何となく気まずくなってそのまま関係はフェードアウト。
だけど当然の流れとして、その様子を見ていた周囲の人からは「あんなに楽しくて明るくて気さくな〇〇ちゃんと親交を深められないなんて、星さんてちょっと真面目過ぎでノリが悪いよね」という評価を下されてしまう。
なので、最終的に何となく集団の中で浮いてしまう事が多いのだった。
といっても強烈なイジメにまで発展した訳ではないし、サバサバ系が一定数居るのと同様、そのタイプと相容れない性格の人も少数ながら存在し、運良くそういう子達と同じクラスになれて友達になれたので、教室で一人ぼっちでポツンと過ごす、という事態だけは避けられた。
でも、間違いなくリア充とは対極の位置にいる「イケてない子」認定はされていたと思う。
なにしろお洒落の仕方が良く分からない上に、バリバリ和ティストのわらべ顔だもんね、私…。

いや、件のキャラクターちゃん達にはきちんとした存在意義があり、それぞれとても魅力的ではあるんだけど、平成を生きる若い女性が憧れる「華やかさ」とはちょいと次元が異なるかなと。
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